トランプ氏、激戦州で「大規模な不正行為」と投稿 当局は否定
米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領は5日、自身のソーシャルメディアに、激戦州の東部ペンシルベニア州の最大都市フィラデルフィアで「大規模な不正行為の話がたくさんある。法執行機関が向かっている」と投稿した。 【写真まとめ】トランプ氏とハリス氏の最終日の集会 さらに約1時間後には「フィラデルフィアと(中西部ミシガン州)デトロイトだ。法執行機関がそこにいる」とも投稿。いずれも激戦州だが、詳細は明らかにしていない。 CNNによると、フィラデルフィアの警察当局は「大規模な不正」は覚知していないと説明。法執行機関の対応が必要な問題も認識していないとした。 トランプ氏は投稿に先立ち、南部フロリダ州で投票した際は「これまでのところ、公正な選挙だ」と述べていた。トランプ氏は前回の2020年大統領選で落選したが、「不正で選挙が盗まれた」と主張してきた。【ワシントン秋山信一】