12分にアイダが先制ゴール

圧勝で３連覇を決めたセルティック。（C）Getty Images

　現地時間５月15日に開催されたスコットランドリーグの第37節で、日本人５選手が所属する首位のセルティックが、４位のキルマーノックと敵地で対戦した。 【動画】旗手が見事なスルーパス→前田が優勝に花を添える追加点 　引き分け以上で３連覇が決まるセルティックは、前田大然が左ウイング、旗手怜央が左インサイドハーフで先発。古橋亨梧と岩田智輝はベンチスタート、小林友希はメンバー外となった。 　セルティックは開始５分、オライリーが右サイドから送り込んだクロスを、古橋に代わってCFで起用されたアイダが流し込み、幸先よく先制する。 　さらに12分、旗手のスルーパスを受けた右SBのジョンストンが供給したグラウンダーのクロスを、前田が流し込んで追加点。韋駄天アタッカーはこれが今シーズンの６点目となった。 　さらに35分、前田が左サイドから絶妙のクロスを供給。これをフォレストがゴールに叩き込んで３点目を奪う。 　後半も攻撃の手を緩めないアウェーチームは52分、旗手のミドルはブロックされたものの、その流れからオライリーが強烈なシュートを突き刺し、リードを広げる。 　62分には３トップを総入れ替え。１ゴール・１アシストの前田はここで下がり、古橋がCFに投入される。その古橋は69分、左サイドのからのクロスにヒールで合わせるも、枠を外れる。 　71分にオライリーのこの日２点目で５－０とした王者は76分、クローザーで岩田を送り出す。 　このまま５－０で圧勝したセルティックが、１試合を残して３シーズン連続54回目の優勝を決めた。 　残念ながら小林はシーズンを通して出場機会を与えられなかったものの、不調や怪我もありながら、日本人４選手はそれぞれリーグ制覇に貢献を果たした。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部