山形県産リンゴ「ふじ」の出来栄えは 東根市で立木審査会 夏場に雨が適度に降り生育順調
山形県産リンゴの主力品種「ふじ」のことしの出来栄えを確認する立木審査会が6日、東根市で開かれました。夏場に雨が適度に降ったことなどからことしの生育は順調だということです。 この立木審査会は、生産者の技術向上などを目的に東根市果樹研究連合会が毎年この時期に開いているものです。県とJAそれに生産者などあわせておよそ30人が出席し市内の生産者11人の園地を訪れ、品質を確認して回りました。このうち、東根市羽入にある高嶋康裕さんの園地では、出席者が実の色づき具合や大きさなど7つの項目で審査を行いました。 東根市果樹研究連合会 岡崎広良会長「ことしはラフランスと同様凍害もなく順調な生育でここまでは来ている」 ことしの「ふじ」は春先、好天に恵まれ木が凍って枯れる被害がなく、夏場に雨が適度に降ったことなどから生育は順調だということです。 東根市果樹研究連合会 岡崎広良会長「1つ1つおいしいリンゴをお客様にお届けできるよう細かい作業を丹念にしてお届けしたい」 東根市の「ふじ」はすでに収穫時期を迎えていて11月下旬がピークで、12月上旬まで収穫が続く見込みだということです。