【ボートレース若松】好調な中辻崇人はワースト機でVへ挑む
ボートレース若松の「山口シネマカップ」が9日に開幕する。 12R「ドリーム戦」は1号艇から塩田北斗、上野真之介、中辻崇人、江夏満、田中和也、常住蓮という顔ぶれ。また、今シリーズの主力は井内将太郎、麻生慎介、荒川健太、渡邉英児、星野太郎らが形成する。地元の塩田が1号艇に指名されたものの、上野と中辻はともに今年4回の優勝で、勝率も8点台と絶好調モード。中辻は前走地の常滑で全国24場全場制覇を達成したばかり。今節はハイレベルなV争いが繰り広げられそうだ。 エンジン抽選では塩田がリードした。2節前に渡辺浩司が節一級に仕上げた55号機なので、塩田の手にかかればそのパワーが復活するのは間違いなさそう。上野は2連対率が高いだけで素性表はCランクの平凡機。中辻にいたっては2連対率が13%しかないワースト機。ただ、この2人は抽選運に左右されないからこそ強いのであって、仮に上位パワーに仕上がらなくても、しっかり結果は残すだろう。 注目エンジンは久田武と佐藤航がゲット。久田は藤山翔大→津田陸翔に乗り継がれた伸び型機だが、「確かに伸びるが、このペラでは自分は乗れない」と大幅にペラを叩き変えそうな雰囲気だった。佐藤は前節・白水勝也の節一機。前検はあいまいなコメントに終始したものの、試運転をしたという塩田が、「佐藤選手の方が余裕がありそうだった」と話しており、今節も好パワーを披露するかもしれない。
マクール