米“闇社会”へ消えた大谷マネー…水原容疑者が大谷の銀行口座から盗んだ7800万円はマネーロンダリングと違法ブックメーカーの豪遊に使われていた…米報道
またボウヤー氏は、ラスベガスでは「whale(クジラ)」(大金を使う客)として知られており、カジノフロアで数百万ドルを失うことを恐れない大口ギャンブラー。月に2、3回、訪問して、その際、25万ドル(約3900万円)から100万ドル(約1億5700万円)を持参。2021年に「リゾート・ワールド」が開業すると、妻や友人のグループと共に訪問する機会が増え、最初の訪問で80万ドル以上(1億2500万円)を使ったという。 バウアー夫婦らは、カジノからするとVIP客。見返りに「コンプ」と呼ばれるカジノホテル内での無料飲食、スイートルーム使用、ショーやボクシングなどのスポーツイベントのチケット、ゴルフ、ショッピング、サービスのチップなどの特典を受けていた。 水原容疑者が、大谷や銀行の担当者を騙して不正に口座から送金を続けていたお金の一部が、流れ流れて、これらの悪事に使われていたことが、今回の事件の背景に潜む実態だとすれば、その罪はあまりにも重い。スキャンダルに巻き込まれた大谷も血のにじむ思いで稼いだお金が、米国の“闇社会”に消えていたと知ればやりきれない気持ちだろう。
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