戦時中だって恋はする♪「機動戦士ガンダム」初恋アムロが「ひゃっほい!」と飛びまーす!
少年時代って年上のお姉さんを妙に意識してしまう時期ってあるよね……!ホワイトベースにマチルダ・アジャン中尉(CV:戸田恵子)率いる補給部隊が到着。アムロ・レイ(CV:古谷徹)ら少年兵たちに大人気のマチルダが、一緒に写真を撮ってくれることになった。コピー写真をゲットしたアムロはまさに恋する少年そのもので、飛び跳ねるように大喜びしていた。 【映像】マチルダとの写真に大喜びして飛び跳ねるアムロ(5分58秒ごろ~) ホワイトベースは、通信障害やレーダーを妨害するミノフスキー粒子の射出口やECM発信機を爆破され、身動きが取れない状況に陥っていた。この状況を打開するため、地球連邦軍レビル将軍はマチルダにホワイトベースのエンジン修理と、ガンダムのパワーアップ用メカ「Gファイター」を届けるよう命じた。 ジオン公国軍の襲撃を受けながらも、なんとかホワイトベースにたどり着いた補給部隊は、乗組員たちと共にホワイトベースの修理作業を急いでいた。早朝、アムロがガンダムのパワーアップアイテム用備品の整理をしていると、通りがかったマチルダに声をかけられた。ブリッジに行くという彼女の案内役を買って出たアムロの様子には、ただの親切心ではなく明らかに好意が表れていた。 エレベーター内で、アムロがチラチラと横目でマチルダを意識する姿は、まさに恋する少年そのものだった。その頃、機銃の清掃をしていたカイ・シデン(CV:古川登志夫)が「マチルダさんみたいなの恋人だったら最高だよな!」と話題にしていたが、ちょうどその場をアムロとマチルダが通りかかった。この発言を聞かれていたことを知ったカイは、顔を真っ赤にしながら「恥のかきついでであります!」と勢いで一緒に写真を撮ってほしいとお願いした。 「今すぐならね」と、まさかの了承を得たカイがカメラを準備すると、マチルダに憧れるホワイトベースの少年兵たちが次々と集まり“俺も!俺も!”と大騒ぎに。最終的に総勢12名での記念撮影となった。 写真撮影を終え、マチルダをブライト・ノアのもとへと案内し終えたアムロは、一人静かに胸ポケットから取り出した写真を眺め、「いやっほ~!」と飛び跳ねて喜んだ。カイが写真撮影を申し出たときは“邪魔しやがって”と嫌そうな表情を見せていたアムロだったが、このときばかりはカイの申し出を感謝したに違いない。 アニメ「機動戦士ガンダム」は1979年4月から1980年1月まで放送されたサンライズ制作のロボットアニメで、富野由悠季監督が手掛けた作品。“リアルロボットアニメ”という新ジャンルを開拓し、以後のアニメに多大な影響を与えた。放送当時の視聴率は振るわなかったものの、再放送や劇場版の公開で人気が急上昇すると、「ガンプラ」ブームも生まれるなど空前のヒットに。現在に至るまで数多くのシリーズやスピンオフなどの派生作品が制作され、高い人気を誇る。 (C)創通・サンライズ
ABEMA TIMES編集部