球速は最速160キロ「日本を代表するピッチャーに」ヤクルト1位指名の中村優斗投手が母校凱旋《長崎》
NIB長崎国際テレビ
「日本を代表するピッチャーに」ふるさとで力強く宣言しました。 プロ野球ドラフト会議で東京ヤクルトスワローズから1位指名を受けた、愛知工業大学の中村 優斗投手が母校の諫早農業高校に凱旋しました。
全校生徒773人の大きな拍手に迎えられた 愛知工業大学4年生の中村 優斗投手。 母校の県立諫早農業高校で、プロ野球選手としての活躍を誓いました。
(中村優斗投手) 「まだ、指名されてスタート地点に立っただけ。このような形で、いい報告ができるように頑張りたいと思うので、応援よろしくお願いします」 高校時代、甲子園出場は叶わなかった中村投手。 部活動だけでなく、勉強にも力を入れて取り組んでいたそうです。
(高校時代の担任 西村 健幸教諭) 「3年間で、測量士補とか危険物取扱者乙種全類とか合計で12個の資格を取った。こんなに多くの資格を持つプロ野球選手はいないのでは」
大学から本格的に始めたウエイトトレーニングによって、球速は最速160キロまで伸ばしました。 後輩たちからは花束が贈呈されたほか… 豪快な太鼓の演奏に続き、野球部からはユニークな出し物も…。
(後輩たち) 「ヤクルトレディさんがヤクルトを持ってきたようです」 「僕のヤクルトをあげるよ~」
(野田愛斗 主将(2年)) 「プロに行ってもケガに気を付けて頑張ってください。自分たちも中村優斗選手のように努力して、甲子園を目指して頑張る」 (中村優斗投手) 「(後輩の出し物は) 本当に面白かったけど、指摘をするのであれば まだまだ体が細い。もっと鍛えてほしい」 そして今後、目指す姿については…
(中村優斗投手) 「先発として投げたいという気持ちがあるので、将来は日本を代表するような、手本としている山本由伸投手のようなピッチャーになりたい」 報告会の終了後は、生徒たちのサイン責めにあっていた中村投手。
まずは来年2月からの春季キャンプで、開幕1軍を目指します。