父が「銀行は信用できない」と、自宅でタンス預金をしています。防犯や災害時のことを考えると心配なのですが、どうすれば銀行に預けてくれるでしょうか…?
お金を銀行に預けてもらう方法は
銀行にお金を預けてもらうためには、メリットを伝えることが重要です。銀行に預けるほうが、災害時や防犯面からも安心できるでしょう。銀行に預けることを拒む人の中には、万一、銀行が破綻したらお金が返ってこないと思っている人もいるかもしれません。 しかし、銀行が破綻した場合も、預金保険制度によって1金融機関につき預金者1人当たり、「元本1000万円までと破綻日までの利息等」は保証してもらえます。1000万円を超える金額は、金融機関の残余財産の状況によって支払われるかどうかが変わるため注意が必要ですが、それ以下の金額であれば万一の場合も、お金は戻ってくるので安心です。
タンス預金をやめて金融機関に預けよう
タンス預金自体は、特に法的に問題はありません。お金を好きなときに手間や手数料をかけずに使えるほか、税金がかからないなどのメリットがあります。その一方で、盗難のリスクに加え、災害によって消失する可能性がある点などに注意が必要です。また、保管場所を忘れてうっかり捨てる恐れもあるため、お金はタンス預金ではなく、金融機関に預けるほうが安心でしょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部