ユーベに忠誠誓うブレーメル

ユベントスは5日、ブラジル代表DFグレイソン・ブレーメル(27)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 【写真】白ベースにグレーとピンクで「モンテ・ローザ」を表現したアウェイユニフォーム 2022年夏にトリノから加入した屈強なセンターバックはすぐさまビアンコネッリのディフェンスラインの主軸に定着。加入2シーズンで公式戦83試合に出場し、8ゴール1アシストを記録。その出場数は同胞DFダニーロと並んでこの期間でのクラブ最多の数字。さらに、そのすべてがスタメン出場だった。 また、傑出したフィジカル能力と守備センスを併せ持つ守備者は過去2シーズンのセリエAで通算376回のボール奪取を記録しており、これはセリエAに所属するDFのなかで最多の数字。さらに、圧倒的な空中戦の強さを攻撃時も発揮する27歳は、この2年間においてヘディングで7ゴールを奪取。これもセリエAに所属するDFで最多の記録となっている。 チアゴ・モッタ新監督の下でも引き続き主力としての働きが期待されるブラジル代表DFに関しては、リバプールやマンチェスター・ユナイテッドのプレミアリーグ勢やレアル・マドリーなどからの関心も伝えられていたが、今回の契約延長によって大幅な昇給と共に6000万ユーロ(約93億5000万円)と言われていた契約解除条項も大幅に値上げされたようだ。