横浜が青く染まる 市、ベイスターズ優勝パレード連動企画 45施設でライトアップ
プロ野球の日本シリーズを制した横浜DeNAベイスターズの優勝パレードに連動し、横浜市は29、30の両日、市内45施設をベイスターズのチームカラーである青でライトアップする。大観覧車「コスモクロック21」で特別演出も行うなど、街をベイスターズ色で埋め尽くす。同市にぎわい創出戦略課では「横浜の街全体で日本一をお祝いする。パレードも観光も楽しんでもらいたい」と話している。 ベイスターズが日本一になったのは1998年以来、26年ぶり。26年前の優勝パレードには約40万人が駆け付けたという。 今回も数十万人の人出が見込まれるが、パレードが実施されるのは30日午前。同課では、パレード前夜や30日午後も市内に滞在する人が増えれば経済活性化につながるとして、夜間のイベントを企画。 29、30の両日には、午後5時から午後9時にかけ、横浜スタジアム▽日本郵船氷川丸▽横浜マリンタワー▽山下公園通り▽ホテルニューグランド▽横浜税関▽神奈川県庁本庁舎▽日産スタジアムなど、横浜を代表する45施設がライトアップされ、青く染まる。 また、みなとみらい21地区のシンボルである「コスモクロック21」では29、30の両日とも午後5時から午後9時半ごろにかけて30分おきに計10回、ベイスターズのロゴなどが出現する特別演出を実施する。30日夜には、大さん橋で青を中心にした花火の打ち上げが行われる。 同市の山中竹春市長は20日の定例会見で「パレードやライトアップを通じ横浜を楽しんでいただきたい。そういったことを通じ、街のにぎわい創出につなげていければ」と話した。(橋本謙太郎)