勝てばGS突破が決まるイラク戦前日に”守備の要”DF板倉滉が語る相手の警戒ポイント。「相手が良さを出す前にどんどん潰せるように」 | AFCアジアカップカタール2023
【サッカー日本代表・ニュース】19日、『AFCアジアカップカタール2023』を配信する『DAZN』のYoutube公式チャンネルで現地リポーターを務める佐藤寿人氏と日本代表DF板倉滉のインタビューが配信された。 ●【動画】【1/18 日本代表トレーニング】佐藤寿人が“守備の要”DF板倉滉を直撃取材!
2011年大会以来のアジア王者を目指す日本代表は、14日に行われたアジアカップ初戦でフィリップ・トルシエ監督が率いるベトナム代表と対戦。先制した後にベトナムにセットプレーから生まれた2ゴールで逆転を許す苦戦を強いられたものの、南野拓実や中村敬斗のゴラッソなどで再度逆転に成功。難しい初戦で勝利を掴み取った。 初戦にセンターバックとして先発したDF板倉滉は、「セットプレーから失点してしまうところはアジアカップの難しさだと感じた。ただこれがその難しさを初戦で分かった。結果的に2失点してしまったことは次に活かさなければいけないですけど、それをファーストゲームでみんなが感じられたことはポジティブに捉えていいと思う」と振り返った。 19日に行われる第2戦目ではイラク代表と激突する。FIFAランキング63位のイラクは、初戦でインドネシアを3-1で下し、現在勝ち点で並んでいるグループ最大のライバルだ。小柄で足下の技術を活かすパスサッカーで対峙してきたベトナムとは特長が異なるチームとの対戦になる。 現地のスタジアムでインドネシア対イラクの一戦を観戦した佐藤氏が、「(イラクは、)足下で繋いでくるところとシンプルに背後を狙ってくるという部分を使い分けてくるところがありましたが、DFラインとして相手の攻撃陣をどう抑えていきたいか」という問いに対し、板倉はこう回答した。 「相手よりも先に、先にという部分は意識したいですし、どの選手がフォワードとして出てくるのか分かりませんが、本当にフィジカル的に強く、機動力のある選手もいますし、自分でボールを持った時に一人で打開できる力を持っている選手がいる印象も受けたので、相手が良さを出す前にどんどん潰せるようにやっていきたい」。 また対戦相手の中で警戒している選手として、ベトナム戦で先制点をマークしているイラク代表の10番を背負うモハナド・アリとインドネシア戦で3点目を決めた18番のアイマン・フサインの二人の名前を挙げた。板倉は「フィジカルだけでなく、裏に抜けてくるスピードも速いと感じたので、本当に相手よりも先に準備しながら、DFラインでコミュニケーションを取れば、事前に防げると思うのでそこはしっかりと対応したい」とイラクのストロンポイントを封じるイメージを語っている。 勝てば、グループステージ突破が決まるイラク戦に向けて板倉は、「グループステージにおいてここがキーポイントの試合になると思うので、しっかりと勝って次に進みたい」と意気込みを語っている。 動画内ではその他にも、イラク戦前日のトレーニングの様子や練習後には久保建英、町田浩樹、堂安律の試合前インタビューの様子が配信されている。