『キングダム 大将軍の帰還』最終章にして最高傑作! 山﨑賢人×大沢たかお それぞれのクライマックスに感涙
【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第1195回】 シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。 【写真15枚】山﨑賢人×大沢たかお、それぞれのクライマックスに感涙 邦画実写No.1シリーズ・最終章にして最高傑作! ほか 今回は、7月12日公開の『キングダム 大将軍の帰還』と『大いなる不在』をご紹介します。
『キングダム 大将軍の帰還』この想いは、次の世代へと受け継がれる……
「週刊ヤングジャンプ」で好評連載中の人気漫画「キングダム」。天下の大将軍になるという夢に向かって邁進する少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政。 2人の数奇な運命を壮大なスケールで描く中国春秋戦国絵巻は、2019年に初めて実写映画化されて以来、これまで3作品が公開。いずれの作品も、邦画実写No.1を誇る大ヒットを記録しています。 そして2024年夏、最新作となる『キングダム 大将軍の帰還』がスクリーンに登場。 前作『キングダム 運命の炎』でも描かれた「馬陽の戦い」を軸に、武将たちの熱き姿を映し出した本作。秦と趙による国の存亡をかけた戦いの行く末や、いかに。
『キングダム 大将軍の帰還』のあらすじ
大王・嬴政からの命令を受け、大将軍・王騎を総大将に迎え、「馬陽の戦い」に挑んだ秦国。圧倒的不利な状況での戦いにもかかわらず、趙軍を退けることに成功した信たちは、その勝利に歓喜する。 しかし、信率いる飛信隊の元には怪しい影が忍び寄っていた。 その男の名は、龐煖(ほうけん)。 趙軍の総大将で、自らを”武神”と名乗る龐煖の攻撃に、飛信隊は壊滅的な痛手を追うのだった。時を同じくして、戦況を見守ってきた王騎将軍がついに動き出す。その表情は、かつてないほど感情的で、怒りを内在していた。 果たして、王騎と龐煖の過去とは。そして、遠くから戦いを静観している軍師・李牧(りぼく)の正体とは。因縁が絡み合う馬陽の地で、すべてをかけた戦が始まる……。
『キングダム 大将軍の帰還』のみどころ
主人公・信役の山﨑賢人、嬴政役の吉沢亮、河了貂役の橋本環奈、羌瘣役の清野菜名。そして、王騎役の大沢たかお。 映画『キングダム』シリーズを支えるレギュラーキャストに加えて、今作では新たな顔ぶれが大活躍しています。 武神・龐煖役に吉川晃司、謎多き軍師・李牧役に小栗旬、秦国の六大将軍・摎(きょう)役に新木優子。さらに、嬴政の曽祖父で伝説の秦国王・昭王役には草刈正雄。 登場人物それぞれの生き様を熱量高く体現する姿は必見です。 そして、これまで本シリーズを彩ったキャラクターたちが次々と登場するのも、オールスターキャスト作品の醍醐味。彼らがどのような戦いを繰り広げるのか、スクリーンでしっかりと目撃してください。