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連合新潟は9月25日、立憲民主党新潟県連に対し、次期衆院選の候補予定者の推薦状を手渡した。会合には日本酒配布問題で刑事告発されている梅谷守衆院議員も姿を見せた。「捜査に支障が出る」として、これまで会見要請に応じなかった梅谷議員は、いまだ検察の処分結果は出ていないが、陳謝した上で「必勝に向けて力を合わせて臨む」と次期衆院選に向けて意気込みを語った。 【画像】日本酒配布問題で刑事告発されている立憲・梅谷議員 これまで会見拒否も…次期衆院選に向け意気込み

“日本酒配布”問題…説明避けてきた梅谷議員

25日に開かれた連合新潟と立憲民主党県連の定期協議。この場で連合新潟は、立憲民主党に所属する候補予定者5人に対し、次期衆院選での推薦状を手渡した。 その中には、旧新潟6区選出の梅谷守衆院議員の姿も。 梅谷議員をめぐっては、自身の選挙区内で日本酒を配ったとして2024年4月に公職選挙法違反の疑いで刑事告発され、党から1カ月の党員資格停止処分などを受けていた。 問題が明らかになった2024年2月から「捜査の妨げになる」として、地元記者クラブの会見要請に応じず、説明を避け続けてきた梅谷議員。

次期衆院選へ連合から推薦状「必勝に向けて臨む」

いまだ検察からの処分は出ていないが、25日に報道陣の取材に応じた。 梅谷議員は「有権者の皆様に十分なご説明をしきれてこなかったということは、本当に申し訳ないというふうに思っている。私自身、捜査の妨げになりかねないということで、この間、多くの有権者に説明することを差し控えさせていただいていたが、きょうからはしっかり必勝に向けて、仲間とともに力を合わせて臨んでいきたい」と陳謝した上で、連合から推薦状を受けことを一つの契機に、今後、次期衆院選に向けて会合などに参加する意向を示した。

配った日本酒は「参加行事への対価」

また、日本酒の配布について、「当時は違法性の認識がなく、軽率な行動だったことを反省している」と話した上で、「日本酒は有権者への提供ではなく、参加した行事への対価だった」と繰り返し強調した。 「会合や催し物やイベントなどの会計だったり、運営主体に対して相応の対価として渡させていただいたという認識なので、私自身、何を説明を果たすべきなのかということをできるかぎり検討しながら臨んでいきたい」 一方、推薦することを決めた連合新潟の小林俊夫会長は「まだ確定的なものがあるわけではないので、推薦は維持し、このまま選挙になれば推薦候補として戦っていただきたい。新たな事実が出て情勢が大きく変わることがあれば見直すこともあるかもしれない」と話した。 梅谷議員は今後も捜査機関に協力していくとしている。 （NST新潟総合テレビ）