2024年2月1日は“笑い男事件”が起きた日、作品の時系列にリアルが追いつく。『攻殻機動隊 S.A.C.』では2月1日に誘拐が発生し、2月3日に“笑い男”がTVの生中継に姿を現した
2024年の2月1日は、アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』にて、作中で「笑い男事件」と称される一連の事件が発生した年月日に該当する。 『笑い男事件』画像・動画ギャラリー アニメの放送当時は近未来として設定された日時であるものの、いわば“現実が追いついた”かたちとなる。 アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』は士郎正宗氏が手掛けた漫画作品『攻殻機動隊』を原作とするSF作品だ。 監督を『精霊の守り人』や『東のエデン』、『009 RE:CYBORG』などで知られる神山健治氏が手掛け、Production I.Gがアニメーションを制作。音楽を菅野よう子氏が手掛けている。 2004年には続編である『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』が放送され、シリーズで累計230万枚を超えるヒット作となっている。 物語の舞台は科学技術が飛躍的に高度化した西暦2030年の日本。技術の発展に伴い複雑化した犯罪に対抗すべく、内務省直属の独立防諜部隊として設立された「公安9課」こと「攻殻機動隊」の活躍を描く。 同作は1話完結で楽しめるエピソードが複数収録されているいっぽう、物語の中核を担う事件として劇場型のサイバーテロ「笑い男事件」が登場する。 作中では異なる事件の捜査介して公安9課が「笑い男事件」の真相に近づいていくかたちとなっており、事件の真相に近づくことで巻き起こる更なる事件と、「笑い男事件の真相」が並走して追求される。 この際には「国家権力」であるる草薙素子らが国家の汚職を知り、同時に義賊的な登場人と出会うかたちとなる。そのため、擬態化などの設定を駆使した“人間性”に纏わるドラマは勿論のこと、国家権力や企業など、社会の構造にまつわる視点も本作の大きな魅力となっているだろう。 ちなみに、「笑い男事件」は2月1日に実施されたマイクロマシン新興メーカーであるセラノ・ゲノミクス社社長「アーネスト瀬良野」氏誘拐より開始。2月3日には誘拐された天気予報の中継現場に青いジャンパーを纏った誘拐事件の犯人がアーネスト瀬良野に「真実を公表しろ」と拳銃で脅迫する。 この際にネットワークに接続されたすべてのカメラなどが「犯人の顔にマークがマスキング」された状態で描画されてしまい、犯人は公衆の面前からの逃走に成功した。 マークのデザインはロンドンに本拠を置くデザイナーであるポール・ニコルソン氏が手掛けており、同氏はイギリスの電子ミュージシャン・Aphex Twinが1992年にリリースした『Selected Ambient Works 85–92』以降、随所で使用しているロゴマークを手掛けたデザイナーでもある。 同氏が起用された切っ掛けは、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の初期の草稿に取り組んでいた佐藤大氏のPCにポール・ニコルソン氏のステッカーが貼られていたこと。そのステッカーを神山健治氏が目撃し、笑い男のデザイナーとして抜擢されたという。 「笑顔のマーク」は作中で社会現象になっているが、現実においても作品を象徴する力強いアイコンになっているだろう。 この投稿をInstagramで見る NUMBER 3 | Paul Nicholson(@number3__)がシェアした投稿 なお、作中で“笑い男”が天気予報の生中継に姿を現した2月3日には『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の“笑い男”を巡る事件を中心に再構成した総集編OVA『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』の上映とトークショーによる特別イベントが実施される。 残念ながら同イベントのチケットはすでに完売しているが、イベントには神山健治氏とSF・文芸評論家で著書『攻殻機動隊論』を上梓した藤田直哉氏が登壇する。 上記のほか、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』がYouTubeチャンネル「EMOTION Label Channel」と「フル☆アニメTV」にて期間限定で配信される。 公開期間は2月1日0時から、2月3日23時59分までとなる。 『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』を改めて楽しみたい方、未だ視聴していない方は、傑作と名高い本作をぜひ視聴してみてはいかがだろうか。 ・“笑い男事件”、2024年2月発生――攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man神山健治監督登壇による上映&トークショー開催決定!!YouTubeにて本編期間限定配信も決定!! 2002年4月に放送を開始した、士郎正宗原作、Production I.G制作によるTVシリーズ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』。放送から20年を経て、物語の中核をなす出来事“笑い男事件”の作品設定上の発生時期である2024年2月をついに現実世界が迎えます。この度、作中で“笑い男”がTV生中継現場に姿を現した日付である2024年2月3日(土)に、ヒューマントラストシネマ渋谷(東京)にて上映&トークショーによる特別イベントの開催が決定いたしました!! 上映作品はTVシリーズ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』を“笑い男”をめぐる事件を中心に構成した総集編OVA『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』(2005年制作)。 トークショーには本作の監督を務めた神山健治、SF・文芸評論家で著書『攻殻機動隊論』を上梓した藤田直哉が登壇予定です。チケットは本日1月26日(金)18:00よりヒューマントラストシネマ渋谷劇場HPにて販売開始となります。 さらに、イベント開催に際して、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』本編を、バンダイナムコフィルムワークスによるYouTube公式チャンネル「EMOTION Label Channel」および講談社が運営するYouTubeチャンネル「フル☆アニメTV」にて、作品設定上の“笑い男事件”発生日とされる2024年2月1日(木)より3日間限定の無料配信も決定いたしました!! 『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』が予見した未来がついに現実に訪れるこのタイミングに、ぜひ草薙素子たち公安9課とともに“笑い男事件”から始まる物語をお楽しみください!! ©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会 ・上映&トークショーイベント 概要 『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』上映&トークショー ■開催日時:2024年2月3日(土)16:00~上映開始(上映後トークショー実施) ※19:15イベント終了予定 ■実施劇場:ヒューマントラストシネマ渋谷 ■上映作品:『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』(159分) ■登壇者:神山健治(監督)、藤田直哉(SF・文芸評論家) ※登壇者は予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。 ■チケット料金:3,000円(税込) ※座席は全席指定となります。※各種ご招待券などはご利用いただけません。 ■チケット販売:2024年1月26日(金)18:00~劇場HPにて販売開始 ※残席がある場合のみ1月27日(土)劇場OPEN時より販売開始 ・【注意事項】 ・主催者側判断による中止の場合を除き、ご購入者様によるいかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後のチケットの変更や払い戻しはできません。 ・いかなる場合においても舞台挨拶中の途中入場はお断りさせて頂きますので、ご了承ください。 ・特別興行の為、各種招待券・割引券はご利用頂けません。 ・場内でのカメラ(携帯カメラ含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。 ・転売目的でのご購入は、固くお断り致します。 ・全席指定となります。チケットをお持ちでない方はご覧になれません。 ・登壇者および舞台挨拶は、都合により予告なく変更になる場合がございます。 ・会場内ではマスコミ各社の取材による撮影および記録撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ等にて、放映・掲載される場合がございます。予めご了承ください。 ・イベントの模様が後日展開されるメディアに収録される場合がございます。 ・お客様の当催事における個人情報(肖像権)については、このイベントにご入場されたことにより、上記の使用にご同意いただけたものとさせていただきます。 ・劇場周辺での出待ち・入待ちにつきましては、近隣のご迷惑となりますので、固くお断りいたします。 ・登壇者へのプレゼントについてはお断りさせていただいております。 ・ご来場前に、体調管理のご協力をお願いいたします。 ・発熱、咳などの症状がある場合は、体調を最優先いただき、ご来場を控えていただきますようお願いいたします。 ・手洗いや備え付けの消毒液のご使用、咳エチケットのご協力をお願いいたします。 ・本編期間限定配信 概要 『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』“笑い男事件”発生日 2024年2月1日(木)より3日間限定 YouTube本編期間限定配信 ■配信作品:『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』(159分) ■配信チャンネル: バンダイナムコフィルムワークス公式YouTubeチャンネル「EMOTION Label Channel」 講談社運営YouTubeチャンネル「フル☆アニメTV」 ■公開期間:2024年2月1日(木)00:00~2月3日(土)23:59 ©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会 ・『攻殻機動隊 STAND ALONE CONPLEX The Laughing Man』作品情報 イントロダクション 『攻殻機動隊』は、脳を外部と直接つなぐ「電脳化」技術や、「義体化」と呼ばれる肉体をサイボーグ化する技術が普及した日本で、犯罪を察知し、被害を最小限に抑える内務省直属の攻性公安警察組織「公安9課」(通称「攻殻機動隊」)の活躍を描いた物語。『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』は、TVアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』全26話を“笑い男事件”を中心に新作カットや新規アフレコを追加した総集編OVA作品。(2005年制作) ストーリー 2024年におきた”セラノ・ゲノミクス社”社長アーネスト・瀬良野氏の誘拐に端を発するマイクロマシンメーカー社長誘拐身代金要求企業テロ事件、通称“笑い男事件”。未解決のまま6年が過ぎていたある日、公安9課トグサの元に”笑い男事件”を追っている刑事山口から「すぐに会いたい」との連絡が入る。が、その連絡後すぐに肝心の山口は事故死してしまう。数日後、インターセプター不正疑惑に関する警察の会見中継中に“笑い男”からの犯行予告が入る・・・。ふたたび姿なきハッカー“笑い男”が動き出す。 “笑い男事件”とは 2024年におきた”セラノ・ゲノミクス社”社長アーネスト・瀬良野氏の誘拐に端を発するマイクロマシン製造メーカー、医療機器メーカーなどが脅迫を受けた企業テロ事件。脅迫された企業の数は戦後最大と言われている。この事件の犯人と目的も、電脳化や義体化に敵対する過激派説、企業陰謀説、単なる金目当ての恐喝説、国籍、性別、年齢はおろか、単独犯なのか複数犯なのかすら特定できなかった。わかっていることは“笑い男”が特A級のハッカーであることだけだった……。 スタッフ 原作・協力:士郎正宗/企画:石川光久、渡辺繁/監督:神山健治/演出:河野利幸/作画監督:後藤隆幸/キャラクターデザイン:下村一/メカニカルデザイン:寺岡賢司、常木志伸/美術監督:竹田悠介/美術設定:加藤浩/色彩設定:片山由美子/特殊効果:村上正博/編集:植松淳一/撮影監督:田中宏侍/3D監督:遠藤誠/音響監督:若林和弘/音楽:菅野よう子/制作:Production I.G/製作:攻殻機動隊製作委員会(Production I.G、バンダイビジュアル、BANDAI ENTERTAINMENT,INC.、電通、ビクターエンタテインメント、日本テレビ、徳間書店、MANGA ENTERTAINMENT,INC.) 他 キャスト 草薙素子:田中敦子/荒巻大輔:阪脩/バトー:大塚明夫/トグサ:山寺宏一/イシカワ:仲野裕/サイトー:大川透/パズ:小野塚貴志/ボーマ:山口太郎/タチコマ:玉川紗己子(現:玉川砂記子) 他 ・【インフォメーション】 ○『攻殻機動隊 SAC_2045』公式サイト:www.ghostintheshell-sac2045.jp ○『攻殻機動隊 SAC_2045』公式X(旧名Twitter)アカウントユーザー名:@gitssac2045 ○『攻殻機動隊』公式X(旧名Twitter):アカウントユーザー名:@thegitsofficial ○『攻殻機動隊』公式Instagram:アカウントユーザー名@theghostintheshellofficial ○『攻殻機動隊』公式グローバルサイト: ・『攻殻機動隊 STAND ALONE CONPLEX』展開情報 『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』 配信情報 ●デジタルセル配信&レンタル配信 Amazon Prime Video [] ひかりTV [] ビデオマーケット [] Rakuten TV [] 他 ●見放題配信 アニメ放題 [] dアニメストア [] DMM TV [] バンダイチャンネル [] Hulu [] U-NEXT [] ※配信期間は配信サービスによって異なる場合がございます。 Blu-ray Disc情報 神山健治監督による『攻殻機動隊 S.A.C.』TVシリーズ総集編OVA2作品+ 長編OVA1作品をコンプリートしたBlu-ray BOXがスペシャルプライスでリリース!! 攻殻機動隊 S.A.C. TRILOGY-BOX STANDARD EDITION 好評発売中 BCXA-1501/\14,000(税抜) 発売・販売元:バンダイナムコフィルムワークス 本編DISC:429分+特典DISC:187分/BD50G×4枚組 本編DISC:ドルビーTrueHD(5.1ch)/AVC/BD50G×3枚/16:9一部16:9<1080p High Definition>/日本語・英語字幕付(ON・OFF可能)※日本語・英語収録(切替可能) 特典DISC:ドルビーデジタル(ステレオ・一部5.1ch)/AVC/BD50G×1枚/16:9<High Definition> ※本商品は、2008年発売の「攻殻機動隊S.A.C. TRILOGY-BOX」(BCXA-0017)より特典を抜粋・再構成し、仕様を変更したものです。 <本編収録内容> ■『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』:TVシリーズ第1期総集編OVA(2005年) ■『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG Individual Eleven』:TVシリーズ第2期総集編OVA(2005年) ■『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』:新作長編OVA(2006年) 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Blu-ray Disc BOX:SPECIAL EDITION 特装限定版 BCXA-1097/価格:¥40,000(税込)/(893分/2002年) 攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG Blu-ray Disc BOX:SPECIAL EDITION 特装限定版 BCXA-1098/価格:¥40,000(税込)/(910分/2004年) 好評発売中 ©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会
電ファミニコゲーマー:りつこ
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