原発事故対応時の防護服などを誤って廃棄、健康被害なし 防衛省発表
防衛省は福島第一原子力発電所の事故対応時に放射性物質に汚染された防護服などが入った小型コンテナを誤って廃棄したと発表しました。 防衛省によりますと先月29日、茨城県の航空自衛隊・百里基地で福島第一原子力発電所の事故対応に使用され、放射性物質に汚染された防護服やマスクなどを入れた小型コンテナひとつがなくなっていることが確認されたということです。 このコンテナは廃棄物の処分業者によって建築廃材などとともに基地の外に搬出されて破砕され、複数の事業者に搬入されたということです。 各事業者が行う搬入時の放射線量測定ではそれぞれの自主基準値以下で、防衛省では現時点で特に健康被害は確認されていない、としています。