米軍と共同使用空港に複数のドローンか、離着陸を一時中止…山口・岩国の岩国錦帯橋空港
山口県岩国市の岩国錦帯橋空港で22日午後7時頃、複数のドローン(無人機)のようなものが滑走路の上空で目撃された。安全確認のため離着陸が約1時間にわたり中止され、この影響で2便計約240人に影響が出た。同空港は滑走路を米軍岩国基地と共同使用している。 【写真】上空から見た岩国錦帯橋空港
国土交通省岩国空港事務所などによると、空港の管制官がドローンのようなものを確認。このため、全日空の羽田発岩国行きの1便が着陸できなくなり、しばらく上空で旋回した後、目的地を変更して広島空港(広島県三原市)に着陸した。午後8時過ぎに岩国錦帯橋空港の運用が再開されたため、同便は再び岩国に向かい、当初より約3時間遅れで午後9時41分に到着。折り返しの岩国発羽田行きの1便も遅れ、10時50分頃に出発した。
空港周辺でのドローンの飛行は航空法で禁止されている。