米PCE統計「強弱混在」、慎重なFOMCを変えず-市場関係者の見方
(ブルームバーグ): 米連邦準備制度理事会(FRB)が基調的なインフレを判断する上で重視するPCEコア価格指数は、2月に上昇ペースを落とした。同時に実質ベースでの個人消費は回復した。1-3月(第1四半期)に株価を過去最高値に押し上げたウォール街のコンセンサスは、統計を受けて変化していないもようだ。
FRBが重視するインフレ指数、前月から伸び鈍化-消費は回復 (3)
インタラクティブ・ブローカーズのチーフストラテジスト、スティーブ・ソスニック氏は「つまり、現時点で連邦公開市場委員会(FOMC)や市場の考え方を変えるような材料は見当たらない」と述べた。
その他の市場関係者によるコメントは以下の通り。
◎リチャード・バーンスタイン・アドバイザーズの最高投資責任者(CIO)、ダン・スズキ氏:
◎ステート・ストリート・グローバル・マーケッツのシニア・マクロ・ストラテジスト、マービン・ロー氏:
◎FHNファイナンシャルのチーフエコノミスト、クリス・ロー氏:
原題:Bullish Stocks Narrative Seen as Intact After US Inflation Data(抜粋)
--取材協力:Elena Popina、Rita Nazareth.
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Isabelle Lee