東武鉄道と京成電鉄の令和6年6月6日記念乗車券は、車両番号の一部分「666」にチューモーク!
京成は6両編成の現役通勤形電車と「666」を強調
京成の令和6年6月6日記念乗車券は、6両編成の現役車両4車種(2代目3000形、3500形更新車、3600形、3700形)を紹介。本線京成船橋と千原線学園前から660円の硬券乗車券のほか、令和6年6月6日にちなんだ3600形の「3666」車号銘板ステッカーを添えて、京成上野、京成船橋など計20駅で発売される。値段は1320円。 3600形は1982年に登場。成田空港方から3601+3602+3603+3606+3607+3608の6両編成で、一の位の4・5を欠番にして、将来の増結を想定した。十の位について、2編成目を「1」、最終の9編成目を「8」にした。3666は1988年増備の7編成目である。 3600形は1997年から1999年まで一部の編成を8両化する際、別の編成を分解し、中間車は増結車に転用、先頭車は新たな編成に組む措置を取る。3666はその対象となり、3671+3672+3673+3666+3667+3676+3677+3678の編成として、1998年12月27日(日曜日)に再出発。2019年2月14日(木曜日)付で廃車された。
数字づくしの車両に力を入れる京成
京成の和暦の年、月、日がすべて同じ数字でそろう記念乗車券は、かなり力を入れているようだ。 2021年の令和3年3月3日記念乗車券では、3300形(2015年引退)の先頭車3333のオリジナル電車カードを添えた。この車両は1968年に3301+3302+3303+3304、3305+3306+3307+3308というふうに、車両番号を連番とした4両編成で登場し、後述の3500形にも踏襲された。 2023年の令和5年5月5日記念乗車券では、3500形の中間車「3555」の車号銘板ステッカーを添えた。 なお、東武と京成以外の「666」では、Osaka Metro堺筋線の66系がある。ただ、ホームページを見る限り、令和6年6月6日記念乗車券の発売はない模様。