上沼恵美子 キダ・タローさんを追悼「辛抱強くて優しくて、ほんまもんの紳士」
タレントのダレノガレ明美が19日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」に出演。14日に93歳で亡くなった作曲家のキダ・タローさんを追悼した。 上沼は「ちょっと嫌なこともありましたね。キダ・タローさん亡くなったの」と切り出すと、「私もほんと親しくさせていただいてましたのでね。家もご近所なんですよ。奥さんとも親しくさせていただいて、私生意気にゴルフコンペなんてやったときは、ご夫婦で参加していただいて、優勝持って行かはんの。もうお上手やから。おしどり夫婦。すばらしいご夫妻」と思い出を語った。 さらに「キダ先生は私が生まれていろんな男性の方知ってますけど、一番ジェントルマンだと思ってます。紳士です。辛抱強くて優しくて、ほんまもんの紳士やね」とその人柄を振り返った。 その上で「(笑福亭)仁鶴さん亡くなって、古いとこで言ったら(藤山)寛美さん亡くなって、(ミヤコ)蝶々先生亡くなって、(京)唄子師匠亡くなって、大阪のシンボルと言われてるような方が。キダ・タローさんってその中に入るじゃないですか。芸人さんではないですけども。ごっつ寂しいわ。なんか道しるべみたいな人がポンポンポンポンいなくなんねんもん。後どうして生きていったらいいんでしょうね」と表情を曇らせた。 最後に「シンボルの方なんですよ。作曲ようさんしたとかそういう問題ではなくてね。人格者なんですよ。大阪のシンボルというたら私もそうですやん。どちらかと言うとね。もうすぐ先生行きますから待っててくださいね」と語りかけ「ご冥福をお祈りしますけど、キダ先生、見守っといてくださいよ。お願いしますよ」と故人を偲んだ。
東スポWEB