四国中央・土居高存続へ卒業生ら会結成 募集停止検討対象の公表受け(愛媛)
愛媛県四国中央市の土居高校が県教育委員会の再編整備基準で募集停止が検討される該当1年目になったことを受け、卒業生らがこのほど「土居高の存続を目指す会」を結成し、署名活動などの取り組みを始めている。OBで会の代表を務める森高康行さん(66)は「昔を懐かしむためでなく、市の高等教育のあり方を考える機会として、市民一人一人の問題として考えてほしい」と呼びかけている。 基準では、3学級以上の学校で入学生80人以下が3年続くと募集停止を検討するとされており、同校の本年度入学者は68人。これを踏まえ県教委が5月に検討の対象となると公表したことを受け、卒業生らが7月に会を立ち上げていた。
愛媛新聞社