45歳元俳優 27歳で芸能活動休止「感情をなくしてたロボットみたいな時代が正直あった」世界各地を放浪
元俳優の小橋賢児氏(45)が8日、TOKYO FM「JUMP UP MELODIES」(金曜後1・00)にゲスト出演。27歳で芸能活動を休止し、世界を放浪することになった経緯を明かした。 【写真】2001年、NHK「ちゅらさん」に出演した(左から)小橋賢児、鈴木翔吾、国仲涼子 8歳で芸能界デビューし、ドラマ「人間・失格~たとえばぼくが死んだら」NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」などに出演した小橋氏。現在はクリエイティブディレクターとして活動する。21年東京パラリンピック閉会式で総合演出を担当し、12月に行われる大阪・関西万博でも催事企画プロデューサーを担う。このほか、海外のイベント「Diner en Blanc」「ULTRA JAPAN」などの日本上陸のけん引役の一人として活躍している。 27歳での芸能活動休止について、「周りから“凄いね、凄いね”って言われても、どっか本当の自分で生きていない自分がいて。人から凄いねって言われても何が凄いのか分かんないみたいな。自分の感情をなくしてたロボットみたいな時代が正直あったんです」と回顧。そこから、米国に語学留学に行き、春休みに友人と車で米国横断。「ゴールがたまたまマイアミで。そこでULTRAっていうフェスに出合った」と振り返った。 老若男女が盛り上がるフェスに感銘を受けたといい、「自分探しをして、フェスってさまざまな境遇の人たちが本当の自分に出会える場所だなって」と表現。「ハフトゥー(have to)だった芸能界、こうならなければってあったけど、久々にウォントゥー(want to)、もっといろんな世界が見たいって」と当時の思いを語った。偶然遭遇したフェスがきっかけで世界中をめぐることを決めたことを明かした。