ファン・ソト争奪戦本格化 米有力記者指摘「今週中に各球団がオファーを出し始める」
ヤンキースからFAになっているフアン・ソト外野手(26)の争奪戦が本格化することになりそうだ。米スポーツ専門局ESPNのバスター・オルニー記者が24日(日本時間25日)に自身のX(旧ツイッター)に「ソトの交渉に関わる関係者は、今週中に各球団がオファーを出し始めるだろうと予想している」と投稿した。 少なくとも総額6億ドル(約925億円)の超大型契約が予想されるソトはレッドソックス、メッツ、ブルージェイズ、ヤンキース、ドジャース、フィリーズと会談したと報じられている。また、複数の米メディアは興味を示している球団としてジャイアンツ、レイズ、ロイヤルズを挙げている。 米CBSスポーツ(電子版)は同日、「その会談のほとんどは、特にオーナーレベルでお互いを知るための機会だった。ソトは各球団に勝利へのコミットメントなどを質問した」と報道。米スポーツサイトのトレード・ルーモアーズも同日、「ソトの意思決定はチームの競争力を重要視。オフシーズンにフロリダ州フォートローダーデールとドミニカ共和国に住んでいることから、東海岸のチームを好むのではないかという論点もあるが、究極の要因は金銭になる」と伝えた。 MLB公式サイトは「「業界内の雰囲気』として、12月9日(同10日)から(テキサス州)ダラスで開催される恒例のウィンター・ミーティングの前に決定するかもしれない」と早期決着の見通しを示している。果たして大谷の7億ドル(約1015億円=合意当時)超えはあるのか。目が離せない。
東スポWEB