ウイルスと細菌はどう違う 感染症を正しく知って予防や治療を~医師らが呼び掛け【福井】
福井テレビ
一般的に「風邪」と言われることの多い感染症について現役の医師や看護師らが県民に正しい知識を伝えるイベントが14日、福井市内で開かれました。 福井市のショッピングシティ・ベルで開かれたのは「カゼからカラダを守るには」と銘打ったイベントです。県民に感染症の正しい情報を知ってもらい予防や早期の治療につなげてもらおうと感染症対策を専門としている医師や看護師らでつくる「福井感染制御ネットワーク」が毎年この時期に行っています。 パネルでは細菌は分裂して増殖し光学顕微鏡で観察できるが、ウイルスは生き物の細胞を使って生存・増殖し光学顕微鏡では見えないぐらい小さいといった違いを説明していました。そのほか、抗菌薬は細菌が原因の感染症を治療する薬であることなども紹介していました。 会場には医師や看護師もいて「感染症にかかった時には病院でウイルスか、細菌か正しく診断してもらい主治医の処方に従ってほしい」と呼び掛けていました。 一方、今年流行しているマイコプラズマ肺炎は細菌が原因で起こるため「抗菌薬」が効果的だといいます。
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