平均年収が高い職業ベスト5を調べてみた!2位は「医師」、1位は?
就活を始めるにあたって、給料の高い職業に就きたいと考える人もいるでしょう。中には平均年収の高い職業をピックアップして、上から順番にチャレンジしたいと思うかもしれません。 そこで今回は、平均年収の高い職業ベスト5を調べてみました。年収が高い職業の特徴や就職先を選ぶ際の注意点もご紹介しますので参考にしてみてください。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
平均年収の高い職業ベスト5
総務省統計局の「令和5年賃金構造基本統計調査」を基に、平均年収の高い職業を調べてみたところ、ベスト5は以下の通りです。 ・航空機操縦士:1779万400円 ・医師:1436万4700円 ・法務従事者:1121万6800円 ・大学教授(高専含む):1074万7100円 ・その他の経営・金融・保険専門職業従事者:947万6000円
平均年収の高い職業の特徴は?
平均年収の高い職業には、以下のような特徴があります。 ・専門性が高い 航空機操縦士や医師のように平均年収の高い職業は専門的な資格や免許が必要な場合があり、大学などで専門の訓練を受けるなど、膨大な時間の勉強や訓練が求められるでしょう。試験に合格することや就職自体の難易度も高く、誰でもなれるわけではない狭き門であるともいえます。 ・成果が給料に反映される 個人の成績が年収につながる実力成果主義の会社では、平均年収が高くなることが考えられます。例えば営業職のように、契約件数など数値に応じてインセンティブが生じるケースでは、頑張って成果を出すほど給料が増えるでしょう。 成績優秀者は、その職業の平均年収よりも多く稼げる可能性がある一方、成果次第では平均を大きく下回るリスクも考えられます。
年収の高さだけが全てではない! 就職先を選ぶ際の注意点
就活をしていると、年収の高さに目が行ってしまうことがありますが、高収入の就職先を選ぶ際には、以下のような点に注意が必要です。 ・肉体的・精神的にきついかもしれない 年収の高い仕事は、残業や休日出勤などが多く、長時間労働が肉体的にきついと感じられる可能性があります。転勤・海外赴任などがあると、家族にとっても負担になるでしょう。 成果主義の会社では、大きなノルマが課せられていたり責任が重かったりして、精神的にきつくなる可能性も考えられます。就職先を選ぶ際は、報酬だけでなく、仕事内容や仕事の大変さなども理解しておくことは大切です。 ・人気の高い職業は内定獲得が難しい可能性あり 年収が高くて人気のある職業は、応募者数も多くて倍率が高くなることが予想されます。内定獲得が難しくてなかなか就職できない可能性があるでしょう。内定が得られない状況が続くと、焦りや不安を感じてしまうかもしれません。給料の高さだけでなく、本当に自分の強みを生かせる職業であるかなど、就活で優先する条件を見直すことも大切です。