マツダスピリットレーシング・ロードスター12R 発表、レースで鍛えた技術…東京オートサロン2025
マツダは東京オートサロン2025の展示において、「MAZDA SPIRIT RACING(マツダスピリットレーシング)」が手掛ける、スーパー耐久レースで鍛えた技術や知見を反映した特別モデルの市販化予定モデルを訴求した。 【画像全7枚】 マツダの新しい時代のモータースポーツのサブブランドがマツダスピリットレーシングだ。マツダスピリットレーシングの前田育男代表は「皆様とともに様々なチャレンジを行ない、車の楽しさを届けていきたい。2025年のモータースポーツでは、バイオディーゼルとロードスターCNFの2台でシーズンを戦う」と語る。 そしてスーパー耐久で鍛えた技術をパワーユニットや車体に反映し、内外装のアピアランス向上と合わせて、速さと質感にこだわった特別仕様、「マツダスピリットレーシング・ロードスター12R」を発表した。1台1台人の手で組み上げるスペシャルモデルで、200台限定で市販される。 パワーユニットはSKYACTIV-G 2.0リットル・ガソリンエンジンを搭載し、専用のカムシャフト、シリンダーヘッド、ピストン、エグゾーストマニホールドを装備し、 最高出力は147kW/200ps。専用のタワーバー、ホイール、バケットシートを採用、ボディカラーはエアログレーで、専用のデカールを装着する。 同時に量販モデルとなる2.0リットル・エンジン搭載の「マツダスピリットレーシング・ロードスター」も発表された。価格は12Rが700万円台、マツダスピリットレーシング・ロードスターは500万円台を予定している。前田代表によると2025年秋に商談予約受付を開始、年内の販売開始をめざしている。 幕張メッセには、スーパー耐久参戦車両「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept」や「MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept」、XCRスプリントカップ北海道に参戦した「TOYO TIRES MAZDA CX-5」、「MAZDA SPIRIT RACING CX-60 Rally concept」などが出展された。
レスポンス 高木啓