ヘンリー王子、ヴィーナス・ウィリアムズにディスられる? 妹セリーナはメーガン妃の大親友
現地時間7月11日(木)に開催されたスポーツ界のアカデミー賞、ESPY賞の授賞式に出席したヘンリー王子。物議を醸したパット・ティルマン賞を授賞したが、会場にいたあるアスリートの態度が注目を集めている。 【写真】ヘンリー王子の人生いろいろアルバム。赤ちゃん時代からナイスミドルまで
王子は名前を呼ばれるとメーガン妃の手を握った後壇上へ。妃を始めとし会場にいた人たちは立ち上がって王子に拍手を送ったが、王子の隣の人は座ったままだった。その正体は元テニス選手のヴィーナス・ウィリアムス。この日司会を務めたセリーナ・ウィリアムスの姉である。
立ち上がらなかっただけならタイミングを逃してしまった可能性も考えられるけれど、ヴィーナスは拍手もせずに王子を眺めるだけ。王子がステージに上がったところでようやく「ここ立つところ?」と言わんばかりにゆっくりと腰を上げている。
王子のパット・ティルマン賞授賞に関していろいろ波紋が起きたのはご存知の通り。この賞はアフガニスタンで戦死したNFL選手のパット・ティルマンを追悼して設立、退役軍人のコミュニティに奉仕している人に送られる。王子はインビクタスを立ち上げ、運営していることを評価され授賞することになったのだが、ティルマン選手の母親はこれに反対。「もっとふさわしい人がいる」とインタビューで発言していた。これを受けて署名活動もスタート、ESPYに再考を求める動きが起きた。ちなみに最終的には7万人以上が署名していた。王子に対して辞退を求める声も上がっていた。
そのためヴィーナスが立ち上がらなかったのは、彼女も同じ気持ちだったからではないかという声が上がっている。ヴィーナスの姉セリーナは妃の大親友として有名だけれど、ヴィーナスが2人と親しいという情報は現時点では確認されていない。
王子にスタンディングオベーションを送らなかったヴィーナスに対しては賞賛の声も上がっている。「生まれながらの特権を持っているからと言ってその人を特別扱いして賞を与えるべきではない」「アメリカはすべての人が平等に扱われる国であるべきだ」と王子の授賞を批判する人たちの賛同を得ている。ヴィーナスが王子の授賞をどう思っているのか、イギリスマスコミの追及が始まっている。