吉高由里子主演で、100年前に自由を求め闘った女性・伊藤野枝の生涯を描く 映画『風よ あらしよ 劇場版』
2022年に放送された特集ドラマ「風よ あらしよ」。今から100年前、筆一本の力で、結婚制度や社会道徳に真正面から異議を申し立てた女性、伊藤野枝を描いたドラマが『風よ あらしよ 劇場版』として公開される。この度、本作の本予告映像と場面写真が公開された。 関東大震災後の混乱のさなか、ひとりの女性が憲兵に虐殺された。女性解放運動家の伊藤野枝。 野枝は、平塚らいてうの「元始、女性は太陽であった」という言葉に感銘を受け、バイタリティ溢れる情熱で「青鞜社」に参加すると、ジェンダー格差や貧困などの社会矛盾に異議を申し立てていく。 伊藤野枝を演じたのは吉高由里子。また平塚らいてうを松下奈緒、野枝の第一の夫、ダダイスト・辻潤を稲垣吾郎が、また後のパートナーとなる無政府主義者・大杉栄を永山瑛太が演じる。 本作は、吉川英治文学賞を受賞した村山由佳の評伝小説「風よ あらしよ」を原作に、向田邦子賞受賞の矢島弘一が脚本、梶浦由記が音楽を担当。本作の演出を務めた柳川強は「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子の人生を描いたNHK連続テレビ小説「花子とアン」のディレクターも務めており、本ドラマで主演を演じた吉高由里子とは9年ぶりにタッグを組んだ。 『風よ あらしよ 劇場版』は、2024年2月9日(金)より全国順次公開。