【ミナセ】文字盤カラーと素材違いのストラップで自由にカスタマイズできる「マスタークラフトM3」に光の反射を受けて美しく輝く雪平文字盤の新作ウオッチが登場
2025年に創業20周年を迎える国産腕時計ブランド【ミナセ(MINASE)】から最新モデルが登場。2024年に復刻し、話題を集めた「M3」コレクションに電鋳という製法で作られる雪平文字盤を用いた5モデルが登場。価格は28万500円(税込)~。 【関連画像】その他の画像を紹介
ミナセの原点ともいえる「M3」コレクション
2005年、高性能工具メーカーの協和精工が設計開発から製作まで自社で行うブランドとして立ち上げたミナセ。精密加工と研磨技術を融合させた高品質の時計作りは高い評価を得ており、「第二回ものづくり日本大賞 東北経済産業局長賞」ならびに「平成20年 東北地方発明表彰 秋田県支部長賞」を受賞。ブランド名は、アトリエを構える秋田県湯沢市皆瀬(みなせ)の地名にちなんだものとなる。
今回、新作が発表された「M3」は、ミナセの原点ともいえるシリーズだ。 創業期、100年後まで語り継がれる時計を目指し、王道的なデザインの中にザラツ研磨とMORE構造を組み合わせた「M1」、「M2」、「M3」の3つのモデルが発表された。その中でも「M3」は、ミナセがウオッチメーカーとして本格的な製造ラインをスタートさせた特別なモデルであり、そのシンプルを突き詰めたスタイルとハンドメイドの技が生み出す3次元の曲線美と輝きは、ヨーロッパをはじめ、世界中のコレクターたちから人気を集めた。その後、休眠状態となっていたが、2024年に「M3」が復活。レギュラー展開のエンボス文字盤とサンレイ文字盤の2つの仕様に加えて、今回、雪平文字盤を新たに追加した。
電鋳という製法で作られる美しい雪平文字盤
雪平文字盤は、電鋳という独特の製法で製作されており、雪原のような透明感のある輝きが特徴となる。ブルー、パープルブラック、グリーン、アイスブルー、グレーの5色が展開されるが、どれも発色の美しさは惚れ惚れするほど。日付表示を設けず、時・分・秒針とバーインデックス、ブランドロゴのみを配したシンプルな意匠を採用したことで、光の当たる角度によってさまざまに変化する文字盤の表情をより際立たせた印象だ。 直径39mmのラウンドケースをはじめ、ステンレススチールブレスレットや文字盤のインデックスなどには現在、スイス国内の時計作りではほぼ使用されない下地処理技術、ザラツ研磨を採用。各パーツで歪みのない滑らかな面を作り出し、本機特有のシャープで美しい輝きを実現させた。本機の心臓部には最大巻き上げ時に約38時間のパワーリザーブを誇る自動巻きムーブメント、キャリバーKT7001を搭載。また、ベルトの選択肢もステンレスブレスレット、革ストラップ(クロコ、牛革スムース)、ラバーストラップと充実しており、多彩な組み合わせを可能としている。