完璧再現したGT-R仕様と「4000rpmから音が変わり、8000rpmまで軽やかに回る」L20型改2.6L! インジェクション化で快適&スパルタンに駆け抜ける!|進化形L型エンジンチューンに迫る!
外観は完全なるGT-R仕様を目指して細部まで徹底してこだわった
ここからは外装に話を移したい。コンセプトは、「完全なるGT-R」だ。ハコスカのモディファイにおいてGT-R仕様は王道中の王道。ただし、完全といえるほど再現するのはかなり難易度が高い。ほとんどの場合、エンブレムやグリル交換、オーバーフェンダー&リアスポイラーを取り付けたGT-R仕様だ。この2ドアハードトップは、限りなくRを目指し、エンブレムやグリルなどはもちろん、リアウインドー&モール、オーバーフェンダーで隠れるフェンダーの形状などにもこだわり、外観からの判別は不可能な完成度に達した。しかも、車内にはGT-R専用の純正バケットシートがセットされているため、ボンネットを開かない限り、GT-Rとしか思えない。 いくつになっても旧車は楽しく、それは始める年齢は関係ない。始まったばかりのオーナーのハコスカライフは、これからさらに充実するはずだ。 初出:Nostalgic SPEED Vol.025. 2020年8月号 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部