《ブラジル》アマゾニア祭り20日から=アマゾン移民100周年目指して
パラー州都ベレンにある汎アマゾニア日伯協会(APANB、国宗(くにむね)アジナルド会長)は、アマゾン日本人移民95周年を記念した「日本週間」を同会館内で16日から19日まで、日本文化と美食の祭典「アマゾニア祭り」をレンデンシア公園(Parque da Residencia、Av. Gov Magalhaes Barata, 830)で20日(金)から22日(日)まで行う。入場無料。アマゾン日本人移民が最初にベレンに到着したのが1929年9月16日だった。 主なアトラクションは歌手の平田ジョエ、伊藤カレン、セルジーニョ・タニガワによるミュージカル・ショー。アチバイアから和太鼓アンサンブル「わだん」による太鼓演奏、盆栽、生け花、折り紙、切り紙、習字の展示とワークショップなど多彩な活動が15ブースで体験できる。本田自動車の展示ブースもある。 国際交流基金のバーチャルリアリティによるスカイブリッジ体験に加え、着物体験、コスプレ大会、通常は日本週間で行われる盆踊りを、特別にアマゾニア祭りで開催する。日本料理も13ブースで各種提供される。 伊藤真美事務局長によれば同祭りの来場者予想は1万人で、「最初のアマゾニア祭りは2007年に開催され、翌年の日本移民百周年の08年に第2回、アマゾン移民80周年(2009年)に第3回、翌2010年に第4回なので、今回第5回目。これからアマゾン移民100周年(2029年)を目指して毎年開催して盛り上げていく予定です」とのこと。