沖縄・辺戸岬近くに米軍ヘリ不時着 原因不明、乗員6人にけがなし
14日午後5時ごろ、沖縄県国頭(くにがみ)村宜名真に米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属の米海兵隊多用途ヘリコプターUH1が不時着した。沖縄本島最北端の辺戸(へど)岬から南西約1・6キロの牧草地で、近くに民家はない。乗員6人にけがはなかった。防衛省によると、警告灯が点灯したため着陸した。ヘリは15日午後1時ごろに離陸し、普天間飛行場に戻った。 【写真】どんなヘリが着陸?同じUH1の写真 沖縄県の玉城デニー知事は15日の定例記者会見で「県民に大きな不安を与えるもので極めて遺憾だ」と述べ、米軍側に原因究明と再発防止を求めた。 普天間飛行場所属のUH1は2021年6月、訓練中にエンジンの不具合があり、沖縄県うるま市の津堅(つけん)島の畑に不時着している。【比嘉洋、栗栖由喜】