世代を超えて交流 「トークフォークダンス」って? 代わる代わる相手を変えておしゃべり その魅力とは…
テレビ信州
子どもと大人が世代を超えて交流できる「トークフォークダンス」と呼ばれるイベントが、今、全国的に広がりを見せています。その魅力とは…。 小宮山知紗ディレクター 「千曲市の中学校の体育館に来ました。トークフォークダンスがこのあと行われるということなんですが、どのようなダンスなのでしょうか?」 千曲市の戸倉上山田中学校の体育館に集まった人たち。皆さん椅子に座っていますが…? 実は…ダンスと言っても、曲に合わせて踊るのではなく、子どもと大人が会話を楽しむ、それが「トークフォークダンス」です。 向かい合わせで二重の輪になって座り、1つのお題に対して1分間語り合います。代わる代わる相手を変えていくことからトーク“フォークダンス”と名付けられました。5年前から開催していて、3回目の今回は中学1年生と地元の大人およそ140人ずつが参加しました。 女子中学生 「公園に行って一緒にバスケをしたりするのが最近多いです」 (何人兄弟?) 「2人です」 参加した男性 「犬が好きで、ゴールデンリトリバーを毎日1時間半ぐらい散歩に連れて歩いて、山を歩いたりしながら、自分の運動だと思って一緒に犬と遊んだりしています」 最初は緊張していた子どもたちも、少しずつ楽しそうな表情に。 子どもたちの発想力豊かな答えに大人たちは、笑顔を見せていました。 女子中学生 「いろんな人と話せてすごくいい経験でした」 男子中学生 「楽しいです。ここから地域の皆さんとかにもまた別の機会で話してみたいです」 参加者の女性 「かわいい生徒さんと話ができたということは本当にうれしかったです」 参加者の男性 「非常にいい機会ですね。面白い感じでしたね。いろんな考え方があるなと思って」 地域のさまざまな世代が触れ合える新たな交流の場。 子どもも大人も、笑顔あふれる時間となったようです。