クイズに答えるためバス車内を探索する参加者＝沼津市の沼津駅南口前広場

　バスを舞台にした謎解きイベント（沼津市主催）が23日、同市の沼津駅南口前広場で開かれた。市内で路線バスを運行する3社の車両が並び、家族連れや愛好家らが車内や外観をじっくり探索しながら答えを導き出した。 　三つの難易度のクイズが用意された。ミラーや車いすマークの数を聞く問題があり、参加者は隅々まで確かめて解答。「整理券を取って運転手に見せる」「自分の運賃を答える」といった課題に取り組み、正しい乗り方を学んだ。「沼津駅南口のバス停を一番遅く発車するバスの時間と行き先は」などマニアがうなる難問も。解答を終えると「沼津バス博士認定証」を受け取った。 　バスに親しんでもらい利用機運を高めようと、「バスの日」の20日に合わせて企画した。