全道北前船競漕大会、復活へ 7月「かもめ島まつり」で5年ぶり
【江差】江差観光コンベンション協会は今年7月に開く「第71回かもめ島まつり」で、かつての目玉イベントの一つ「全道北前船競漕（きょうそう）大会」を開催する方針を決めた。新型コロナウイルス禍などで中断していたが、5年ぶりに復活する。
4月26日に町内のホテルで開いた通常総会で決定。全道北前船競漕大会は、北前船をイメージしたボートに1チーム10人が乗り込み、定められたコースを往復してタイムを競い合う。2019年までは2日目の午前に開かれ、多くの来場者が声援を送っていた。コロナ禍で20、21年は「まつり」自体が中止に。22年以降も感染対策のため開催を見送っていた。 今年のかもめ島まつりは7月6、7の両日に開き、ラジオ番組の公開録音を兼ねた歌謡ショーや花火大会などを計画している。
