＜楽・西＞勝利し、観客に帽子を振る今江監督（撮影・木村　揚輔）

　◇パ・リーグ　楽天2ー1西武（2024年6月30日　楽天モバイル） 　楽天は30日、楽天モバイルで西武と対戦し2ー1で競り勝ち。負ければソフトバンクの結果次第で自力優勝の可能性が消滅する一戦で意地を見せ、連敗を4で止めた。 　打線は1点を追う3回に1死二、三塁とチャンスをつくると、辰己がきっちりとフェンス際に運ぶ中犠飛を放ち同点に追いつく。7回には1死一、三塁で村林遊ゴロの間に走者が還り、勝ち越しに成功した。先発投手の藤井は勝ち負けはつかなかったものの、自己最多111球を投げ6回2/3を1失点と力投。後を受けた救援陣が無失点で逃げ切った。 　以下は試合後の今江敏晃監督（40）との一問一答。 　ーー7回に勝ち越し点。 　「お互いミスがありながら、その中でしっかりとミスをなんとか点ものにできた、点に結び付けたって感じですね」 　ーー先発の藤井は7回途中1失点。 　「非常に粘り強くね、彼らしいピッチングをしてくれましたけど。打線の方がなかなか今つながらなかったり、点が取れないところなので。藤井には申し訳なかったですけど、勝ちをつけられずね」 　ーー連敗が4でストップ。次の試合に向けて。 　「6月の最後をこういう形でなんとか勝って終われた。また次の月にいい形で入っていけるように頑張ります」