ボクシング 寺地拳四朗、ロサレス戦へ公開練習 減量苦から解放されたエネルギー満タンの〝ニュー拳四朗〟で世界2階級制覇だ
ここ4戦は激闘続きで被弾が増えており、ディフェンス面の改善にも着手。寺地は「前足が残っちゃうとか、あと攻めるしかあんまり考えていないというのがあったんで、ディフェンス力を加えたりって感じで、良くはなっている。ちょっと被弾を減らしたい」と手応えをつかんでいる。
「KO(勝利)は結果できたらってぐらい。そんなめっちゃKO、KOって感じじゃないけど、きれいに当たれば多分倒れてくれるかなって感じではあります」
スパーリングは主にバンタム級の選手を相手に、過去最多の計170ラウンド以上を消化。勝てば世界戦通算15勝目で、14勝で並んでいる具志堅用高を上回って日本男子歴代単独3位となる。フライ級では「4団体(統一)は成し遂げたいなとは思います」とライトフライ級で達成できなかった偉業達成を目指す。
興行は動画配信サービスのアマゾンプライムビデオで独占生配信される。プロ戦績は寺地が24戦23勝(14KO)1敗、ロサレスが43戦37勝(22KO)6敗。(尾﨑陽介)