モダンスイマーズ「雨とベンツと国道と私」開幕、蓬莱竜太「祈りでもあり、夢だと思っています」
モダンスイマーズの新作公演「雨とベンツと国道と私」が、昨日6月8日に東京・東京芸術劇場 シアターイーストで開幕した。 【舞台写真】「モダンスイマーズ『雨とベンツと国道と私』」の様子。 本作は、「だからビリーは東京で」以来、約2年半ぶりとなるモダンスイマーズの新作。結成25年の節目を迎える今回は、“罪と許し”を描く作品が立ち上げられる。出演者には劇団員の古山憲太郎、津村知与支、小椋毅、生越千晴、西條義将に加え、山中志歩、名村辰、小林さやかが名を連ねた。 開幕に際し、作・演出を手がける蓬莱竜太は「今回の作品は祈りでもあり、夢だと思っています。扱われるテーマは今まさに僕たちを取り巻く現実的なものですが、だからこそ夢を描きたかったし、ルールなどではなく双方が人間の力でそれを越えていく、越えていこうとする瞬間を創りたいと思いました。それが夢ではなくなって欲しいという祈りを込めて」と述べ、「是非その瞬間を体感しに劇場に来てもらえたらと願っております」と期待を込めた。 上演時間は約1時間50分。公演は6月30日まで行われる。 ■ モダンスイマーズ「雨とベンツと国道と私」 2024年6月8日(土)~30日(日) 東京都 東京芸術劇場 シアターイースト □ スタッフ 作・演出:蓬莱竜太 □ 出演 古山憲太郎 / 津村知与支 / 小椋毅 / 生越千晴 / 西條義将 / 山中志歩 / 名村辰 / 小林さやか ※U25割、高校生以下割あり。