昨シーズンの開幕から公式戦22敗? チェルシーはプレミアで最も “アウェイ”が苦手なチームに
直近7試合で6敗
プレミアリーグ第22節でリヴァプールと対戦し1-4で大敗を喫したチェルシー。 リヴァプールとのアウェイゲームはどのクラブにとっても難しいものだが、英『The Athletic』は最近のチェルシーのアウェイでの弱さを指摘している。同メディアによれば、チェルシーは昨シーズンの開幕以来、アウェイでの公式戦で22敗をしており、これはプレミアリーグのチームで最多となっているようだ。 もちろん昨季はCLにも参加しており、その結果も反映されているため、CLに出てないチームよりは試合数自体が多くなってしまう。しかし昨季のアウェイゲームの成績はプレミアリーグは19試合で5勝4分10敗、CLは5試合で2勝3敗、カラバオカップとFAカップでもともに1敗しており、戦績の悪さが目立つ結果に。 マウリシオ・ポチェッティーノ新監督に変わった今シーズンもアウェイでの戦績は改善されておらず、ここまで12試合で4勝1分7敗となっている。また11月26日のプレミアリーグ第13節のニューカッスルにアウェイで1-4で負けてからアウェイでの戦績に苦しんでおり、直近7試合のアウェイゲームは1勝6敗となっており、イングランドの実質2部であるチャンピオンシップのミドルズブラにもアウェイでは負けている。 ここ7試合のアウェイゲームで勝利を収めたのは現在17位のルートン・タウン戦(3-2)のみとなっており、アウェイへの苦手克服はチェルシーが取り掛からなければならない課題の1つとなっている。 チェルシーの次のアウェイでの試合はFAカップ4回戦の再試合となったアストン・ヴィラとの一戦だ。ホームに強いヴィラとアウェイに弱いチェルシーという構図にはなるが、チェルシーは勝利を飾ることができるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部