ウエストランド井口が「R-1グランプリ」2回戦突破、ネタは「ここに来る電車の中で作った」
ピン芸の日本一を決める大会「R-1グランプリ2025」は、現在2回戦を開催中。12月17日には「M-1グランプリ2022」王者であるウエストランド井口が登場した。 【写真】「R-1グランプリ」に挑戦しているふかわりょう 井口は2016年、2020年、2024年大会で準決勝に進出しており、シード権を持っているため2回戦からの参加。同日の発表で3回戦進出を決めている。お笑いナタリーでは出番を終えた直後の井口を直撃し、手応えを聞いた。 ■ ウエストランド井口 コメント ──2回戦お疲れさまでした。手応えは? いやあ、恥ずかしいっすね。すごい嫌でした。2回戦くらいが一番ハズいんです。 ──なぜ恥ずかしいんですか? なんか恥ずかしいんですよ、2回戦って。コンビの片割れとかは、みんな恥ずかしがりながらやってました。 ──ウケ量的には登場したブロックで一番だったと思いますが。 僕の前の出番だった(ダイヤモンド)野澤もね、恥ずかしいことになっちゃってたんでね。(取材中、野澤が通りかかり、「やめてくださいよ!」と言って帰っていった。) ──なっていないですよ。 なってましたよ。だから、野澤よりはよかったんじゃないでしょうか(笑)。 ──今年の「R-1」は大会史上最多エントリー数を記録しています。盛り上がりは感じられましたか? 今のところはまだそんなにですね(笑)。今までこんなに前倒してやることがなかったから。この時期は「M-1」一色ですし、盛り上がってくるとしたら、年明けてからでしょうね。 ──「とりあえずエントリーして、ネタができたら出る」とおっしゃっていましたが、できたんですね。 (連載を一緒にやっている構成作家の)飯塚さんにも聞いたんですけど、もうそんな余裕もなかったので、最終的には電車の中で考えました。練習もしてないのによくできたほうですよ(笑)。 ──電車で考えたネタ? 今日は朝から収録があったので、終わって1回家に帰って、ここに来る電車の中で考えました。荷物になるし、私服で来ようかとギリまで迷ったんですけど、さすがにそれくらいはやろうと思って衣装は持ってきました。そこは奮い立たせました。 ──「R-1」の動向に一番注目している井口さん。今大会に期待することは? 今年も芸歴制限がないので、おそらく芸歴の長い人が活躍するとは思うので、そこに若手がどれだけ入ってくるか、ですよね。 ──注目しているピン芸人は? ルシファー(吉岡)さんと、それ以外だと(2023年大会優勝者の)田津原理音もまた出てますね。 「R-1グランプリ2025」には総勢5511人がエントリー。12月20日(金)まで2回戦、12月26日(木)、27日(金)、1月5日(日)に3回戦が実施される。