<雨宮天×伊藤美来>アニメ「がんばっていきまっしょい」インタビュー(1) 2人の高校時代は?
◇高校時代は一人カラオケ
ーーボート部のメンバー高橋李依さん、鬼頭明里さん、長谷川育美さんもキャラクターに近いところがある?
伊藤さん どうなんだろう? 李依ちゃんは真っすぐさが近いですね。
雨宮さん 確かに! 自分の気持ちに真っすぐで、思ったことを自分から行動するところはそうですね。私の勝手な解釈ですけど、特に悦ネエとヒメ、リーは5人の中で生っぽい演技ですし、本人に近いからできるところがあるのかもしれません。ダッコとイモッチとの対比が面白いと思っています。監督は「声質だけじゃなくて、本人の普段のしゃべりも調べて決めた」とおっしゃっていたので、きっと通じる部分があるんだと思います。
伊藤さん 今、そうなんだ!と感動を覚えています。ダッコとイモッチは掛け合いが多いですし、2人がワチャワチャしているだけで笑えてくるので、ポイントになるキャラクターだと思います。
ーーちなみに高校時代はどう過ごした?
伊藤さん 高校2年生くらいから声優の仕事をしていましたし、帰宅部で帰るのも早かったです。レッスンもありましたし、思い返せば仕事の思い出ばかりではあるのですが、文化祭や合唱のコンクールには出たので、みんなで一丸となるのが楽しかったです。青春でした。
雨宮さん 私は高校3年生の時に事務所のオーディションを受けたので、まだ仕事はしていませんでした。人見知りすぎて、ザ・青春という感じではなかったし、一人で行動することが多かったです。人とうまく話せなくて、基本的にお昼ご飯も一人で食べていましたし、帰って一人カラオケにめちゃくちゃ行っていました。友達と遊びに行くみたいなところもなかったです。私は悦ネエよりもコミュニケーションを取ることに苦手意識が強かったです。あまり褒められた高校生ではなかったですし、今思うと先生に申し訳なかったと思います。
インタビュー(2)に続く。