立憲前職・玄葉光一郎氏が当選確実 元厚労相の長男・根本拓氏を破る
元外相で立憲前職の玄葉光一郎氏が福島2区で11回目の当選が確実となった。 自民の根本拓氏や共産の丸本由美子氏の新顔2人との戦いを制した。旧民主党政権では、党政調会長や国家戦略担当相を歴任。福島は区割り変更で小選挙区が5から4に減った。地盤の旧3区は分割され郡山市と同じ2区となり、旧3区外の有権者が3分の2を占めた。同市を地盤とする自民の根本匠・元厚生労働相が9月末に引退を表明し、長男の拓氏が立候補したが、玄葉氏は「政権交代のある政治」を掲げ、自民派閥の裏金問題とともに世襲問題も争点化。政治改革の必要性を訴えた。
朝日新聞社