チームの総合力で上回った滋賀レイクス、最後まで食らい付く越谷アルファーズを破ってB2 PLAYOFFS 2023-24 優勝!
粘る越谷、LJ・ピークのラストショットは決まらず
それでも82-89と7点差の残り48秒から、越谷はあきらめることなく攻勢に出て、松山がこの試合5本目の3Pシュートを決め、ピークが確実にインサイドで2点を奪って87-89の2点差へと迫る。 滋賀はこういう場面で決してターンオーバーをしないラベナにボールを託すが、体力的に限界の来ていたラベナはここで足を攣ってしまい、痛恨のターンオーバーを犯す。越谷は残り時間のない中でピーク、松山と繋ぎ、最後はピークが決まれば逆転の3Pシュートを放つが、これがリングに嫌われて試合終了。ラベナはターンオーバーの後、足が攣っているにもかかわらずディフェンスへと走り、優勝が決まってもしばらくは起き上がることができなかった。それほど選手たちを消耗させる激闘を滋賀が89-87で制し、2023-24シーズンのB2チャンピオンとなった。 滋賀のヘッドコーチ、ダビー・ゴメスは「昨シーズンに降格して、チームが後退したととらえられたと思いますが、後退は必ずしも悪いことではなく、滋賀レイクスという組織にとって初めての優勝を果たすことができました」と語る。「優勝を勝ち取ってくれた選手たちに感謝を伝えたい。コーチ陣はサポートはできますが、勝ち取ってくれたのは選手たち。コーチのことを信頼して、ここまで戦ってくれたことに感謝しています」
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