枕カバーのにおい頼り、凍えそうな男性発見のハウル号…「人懐っこく物おじしない性格のたまもの」
山梨県大月市内で今月初めに行方不明になった男性を発見し、迅速な救助、保護につなげたとして、大月署は県警本部刑事部鑑識課の内藤弘崇巡査部長と警察犬ハウル号(8)を表彰した。
男性が行方不明になったのは3日の夕方。夜になって大月署に通報があり、ハウル号が出動した。男性が使っていた枕カバーのにおいを頼りに、同日午後10時半過ぎ、行方不明になった場所から約140メートル離れた駐車場で、凍えてうずくまっている男性を発見した。
内藤巡査部長は「人懐っこく、物おじしないハウルの性格のたまもの。今後も訓練に励み、人命救助に貢献したい」と話した。