3日連続して来店した男性を粘り強い行動で... 特殊詐欺被害を未然に防いだ銀行員に感謝状(山形)
テレビユー山形
特殊詐欺被害を未然に防いだとして、山形市の銀行員にきょう、警察から感謝状が贈られました。 【写真を見る】3日連続して来店した男性を粘り強い行動で... 特殊詐欺被害を未然に防いだ銀行員に感謝状(山形) 2人の粘り強い行動が、男性客を被害から救いました。 山形警察署から感謝状が贈られたのは、山形銀行城南支店の武田陽子(たけだ・ようこ)さん(43)と、齋藤美穂(さいとう・みほ)さん(44)です。 事の発端は今年9月、60代の男性客からのある依頼でした。 特殊詐欺被害を未然に防いだ 武田陽子さん「『残高証明書を送れ』って言われてるんだけども、こういうことってありますか?っていう相談で・・・」 男性客は、海外の電話番号から電話で「以前購入した外国株で1300万円の儲けが出ていて、口座に金を振り込むためには手数料50万円がかかるため、銀行口座に入金して残高証明書を発行する必要がある」などといわれたということです。 武田さんは詐欺を疑い、男性客に指示に従わないように説得したということです。 しかし... 特殊詐欺被害を未然に防いだ 武田陽子さん「きのうの話しなんですけど、やっぱり考えたんだけど、残高証明書を送ることにしたので」とまたいらっしゃって・・・」 武田さんたちは男性客を説得し続けましたが、その男性は3日続けて来店し、残高証明書の発行を依頼してきたため、警察に連絡したということです。 その後、警察の調査などで男性は、だまされていることがわかったということです。 特殊詐欺被害を未然に防いだ 武田陽子さん「今後もちゃんと勇気を出して、お客様に使い道とかを聞いていけたらなと」 特殊詐欺被害を未然に防いだ 齋藤美穂さん「今回は少額だったかもしれないですけど、そういったところからどんどんと(被害を)止めていけたらなと思っています」 県内での今年の特殊詐欺の被害は先月末時点で66件確認されていて、去年の同じ時期に比べ24件増加し、2019年以降、最多の被害件数となっています。 警察は、知らない人から電話やSNSで現金を要求された場合は詐欺を疑い、家族や警察に相談してほしと呼びかけています。
テレビユー山形
【関連記事】
- 「性的欲求がたまっていた」75歳の男が23歳の女性にした許されない行為…不同意わいせつ裁判で語られたこととは(山形)【独自】
- 「触りたい」マッサージしていた手が下着の中に…女子中学生の下半身を”直接”さわった陸上クラブの65歳指導者の男 エスカレートした理由と少女に送ったLINE
- 「まるでゴルゴ」岩に似せた盗撮カメラはなぜ見つかった?女性が覚えた違和感…何年も露天風呂を盗撮した男の行為は、被害女性の一瞬のひらめきでバレた(山形)
- 【独自動画】海に車が転落する瞬間がカメラに 車はゆっくり進み…その時ドライバーに何が? 1人が救助されるも死亡を確認(山形)
- 見ず知らずの女の子が自宅のリビングに…汚れた靴下、話もできない… 気づいた親子が“とっさに見たもの” 子どもを守った“手がかり”とは