目を閉じると大惨事の光景がよみがえる… 韓国の墜落事故「爆発の瞬間」を目撃した男性が衝撃を語る
務安国際空港近くでレストランを経営するイ・グンヨン氏(48)は、済州航空7C2216便の墜落事故を間近で目撃し、その瞬間を撮影。事故後、目を閉じると爆発の光景が蘇り、眠れない日々を過ごしていると証言した。 【動画】男性が目撃してしまった航空機が爆発する瞬間 ニューヨーク・タイムズ紙によると、イ氏は事故当日の午前8時57分頃、通常とは異なる大きな爆発音を聞き、外に出たという。滑走路ではなくレストラン上空を右に傾きながら飛行する航空機を発見。その後、機体が小さな円を描くように旋回する異常な様子を目にし、動画撮影を開始した。 墜落の1、2秒後、サウナを開けたような熱波を顔に感じ、大爆発と共に破片が飛び散る様子を目撃。消防車は現場に近づけず、30~40メートル離れた場所から放水を行っていたと語った。 事故後、イ氏は「インターネットで事故関連のニュースや映像を見るたびに込み上げるものがある」と述べ、精神的な衝撃を明かした。なお、この事故では搭乗者181人のうち、2人を除く全員が死亡している。