モンフィスを倒した18歳メンシクが大会史上最年少で決勝に進出「彼とのラリーは本当に楽しかった」 [カタール・オープン／テニス]

「カタール・エクソンモービル・オープン」（カタール・ドーハ）で決勝に進出した18歳のヤクブ・メンシク（チェコ）（Getty Images）

　ATPツアー公式戦「カタール・エクソンモービル・オープン」（ATP250／カタール・ドーハ／2月19～24日／賞金総額149万3465ドル／ハードコート）の男子シングルス準決勝で、18歳のヤクブ・メンシク（チェコ）がワイルドカード（主催者推薦枠）で出場した37歳のガエル・モンフィス（フランス）を6-4 1-6 6-3で振りきりツアー初優勝に王手をかけた。 ～カタール・エクソンモービル・オープンで決勝進出を決めた18歳のメンシク選手～ 　第5ゲームで相手のサービスゲームを破ったリードを守って第1セットを先取したメンシクは1ゲームしか奪えず第2セットを取り返されたが、ワンブレークずつで迎えた第3セット3-3から最後の3ゲームを連取して1時間55分で大会史上最年少の決勝進出者となった。 「素晴らしい。これが最後の決勝にならないことを願うよ。これまでのところ信じられないような1週間だ。今日もガエルと凄い試合をした。彼は素晴らしいプレーをしていた。彼は特に動きがいいから難しい試合になることはわかっていた。すべてのポイントで最高のテニスをしなければならないからね」とメンシクは試合後のオンコートインタビューで語った。 「子供の頃にテレビでよく観ていたと彼に伝えたんだ。彼はコートでもっとも偉大なショーマンのひとりで素晴らしい人物だから、将来また対戦できるよう願っている。彼とのラリーは本当に楽しかった」 　トップ200の中で最年少のメンシクは、20歳以下で世界ランク250位以内の選手に適用される「Next Gen アクセラレーター・プログラム」によって出場機会を得た。 　メンシクは決勝で、アレクセイ・ポプリン（オーストラリア）を7-6(12) 6-2で破って勝ち上がった第2シードのカレン・ハチャノフ（ロシア）と対戦する。