電撃移籍もあり得る!? DeNAのトレード注目選手(6)かつては“甲子園のスター”だったが
三浦大輔監督が就任4年目を迎えた2024年シーズンの横浜DeNAベイスターズ。今季は交流戦後半から復調の兆しを見せたが、石田健大や上茶谷大河など、主力級の離脱も見られている。7月31日までがトレード可能期間となるが、緊急補強に動く可能性も考えられるだろう。今回は、DeNAでトレード候補となり得る選手を紹介する。
三浦銀二
投打:右投右打 身長/体重:175cm/80kg 生年月日:1999年12月30日 経歴:福岡大大濠高 - 法政大 ドラフト:2021年ドラフト4位 プロ3年目を迎えた三浦銀二は、ファームでも苦しい投球となっている。 福岡大大濠高では、3年春の甲子園でベスト8に進出。卒業後は法政大に進み、4年春のリーグ戦では「ノーヒット・ワンラン」を達成。力強いストレートや制球力を武器に活躍し、ドラフト4位で横浜DeNAベイスターズに入団した。 春季キャンプで猛アピールを続けた結果、プロ1年目はルーキーで唯一の開幕一軍入り。しかし、早い段階でファームに降格となり、同年は6試合の登板で防御率10.80という数字に終わった。 また、昨季はファームでも苦しい投球が続き、36試合に登板して防御率5.30。被安打が投球回を上回るなど打ち込まれ、同年は一軍登板もわずか1試合に終わった。 今季もファームで中継ぎとしてマウンドに上がっているが、三者凡退に抑えることはほとんどない状態。与四球も多く、持ち前の制球力は影を潜めている。 今季の投球を見ると可能性は低いが、制球面が安定してくると興味を示す球団もあるのかもしれない。
ベースボールチャンネル編集部