袴田さん姉、判決控え心境 「訴えた通りと伝えたい」
1966年の静岡県一家4人殺害事件で死刑が確定し、静岡地裁で再審公判中の袴田巌さん(88)の姉ひで子さん(91)が24日、判決が言い渡される26日を前に浜松市内で報道各社の取材に応じ「無罪判決を望んでいる。無罪が出たら、巌に『ずっと訴えてきた通りになったよ』と伝えたい」と心境を語った。 2014年に釈放された際、袴田さんの表情は「能面のようで、うれしいといった感情は見せなかった」という。最近は明るさも見られるようになったが、足腰の不調が目立つようになったと話した。。