【RIZIN】矢地祐介『ベラトール』5月パリ大会に参戦決定 元ROAD FC王者と対戦
RIZINファイターの矢地祐介が、現地時間5月17日にフランス・パリで開催される『BELLATOR CHAMPIONS SERIES PARIS』に参戦することが決定した。ベラトールの公式サイトで発表され、対戦相手はマンスール・ベルナウイ(フランス)。かねてから海外での強豪選手との試合を熱望していた矢地の目標が、ついに実現する 【会見動画】榊原CEO「矢地選手は海外団体進出の機会を交渉していく」 矢地は先月に行われた『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』で白川陸斗と対戦し、2ラウンドにリアネイキッドチョークで一本勝ち。これでRIZINでは3連勝となり、試合後には「ケガもないし減量もキツくないので、(4月29日の『RIZIN.46』)でもタイミングが合えばやりたい」と連戦に意欲を見せていた。 一方で、「自分の最終的な目標はUFC」と公言しており、海外の大会への参戦も希望していた。次の試合が注目されるなか、ベラトールのフランス大会に参戦が決定。対戦するベルナウイは、2017年に韓国のROAD FCに参戦し、ライト級トーナメントで優勝。19年にはライト級王座を獲得し、22年からベラトールに参戦した。 初戦となった同年9月のアダム・ピッコロッティ戦は、2ラウンドにリアネイキッドチョークで一本勝ちで白星デビューを飾るも、23年5月のライト級ランキング4位のブレント・プリムス戦、同9月のジェイジェイ・ウィルソン戦と連続で判定負け。今回が再起戦となる。 RIZINの榊原信行CEOは佐賀大会後の総括会見で「今年のRIZINはベラトール、PFL、KSWなど海外プロモーションとの協業していくなかで、矢地選手は海外の団体に積極的に闘いの機会を交渉して作っていけたら」と話していた。早くも実現した形となり、今後もRIZINファイターの海外参戦はもちろん、海外の強豪ファイターのRIZIN参戦も期待される。 同大会ではそのほか、ライト級タイトルマッチで王者ウスマン・ヌルマゴメドフvs.挑戦者アレクサンドル・シャブリー、バンタム級タイトルマッチで王者パッチー・ミックスvs.挑戦者マゴメド・マゴメドフなども行われる。