【西武】デストラーデ氏、西川愛也に太鼓判「30発打てるポテンシャルがある」べた褒め
“カリブの怪人”が将来性に太鼓判を押した。18日、ベルーナドームで行われた西武の秋季練習を、球団OBでスペシャルアドバイザーのオレステス・デストラーデ氏(62)が視察。 【写真】選手たちに話をするスペシャルアドバイザーのデストラーデ氏 西川愛也外野手(25)について「アベレージを残して、30発打てるポテンシャルがある。スーパースターになれる」とべた褒めした。 西川は7年目の今季、昨年の41試合を大きく上回る自己最多104試合に出場。この日の打撃練習では左膝を内側に入れるフォームとやや外側に開くフォームの2種類に取り込み、デストラーデ氏の関心を引いた。「僕はいい状態の時(のフォーム)を意識してやりすぎると、逆にどんどん崩れてくる。いい感覚をキープするために、試合で打つフォームを(練習では)なるべくしないようにする」と意図を説明。「(ソフトバンク)山川さんもティー打撃で試合の動きをあまりしないと言っていた」と、今季の本塁打王とも共通する感覚のようだ。 もっとも、西川の今季の本塁打は6本。90年から3年連続最多本塁打、2年連続最多打点に輝いたレジェンドの褒め言葉を伝え聞くと「まじっすか。ちょっと言い過ぎじゃないですか」と照れ笑い。夢の30発に「打ちたいですね。頑張りたいです」と気合を入れた。【鎌田良美】